
オフィスの重要な役割を果たすビジネスフォンですが、長期間使っているうちに汚れが目立つようになっていませんか?
軽い汚れであれば、柔らかい布で拭けば簡単にきれいになりますが、長い間にできた黒ずみや汚れは、簡単に落ちないことがあります。
この記事では、精密機械であるビジネスフォンを傷つけずに、やさしくお手入れするポイントについて解説します。
ビジネスフォンの汚れが気になる方、オフィスの感染対策が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
日常的なお手入れ
ビジネスフォンの日常のお手入れは、さっと乾いた布でふきとる程度で大丈夫です。
コンセントのホコリや、ケーブルやコードの破損などは、火事の原因になるため注意が必要です。お手入れのついでに、ひどい汚れがないか、傷や破損がないか、チェックしておきましょう。
手順は、まず手を洗って清潔にします。次に、ビジネスフォンのケーブルを取り外します。ビジネスフォンの電源が切れることで、安全に清掃作業を進められます。
濡れた布や洗剤を使用すると、故障や劣化の原因となります。乾いた布を使用して、やさしくお手入れしましょう。
基本のお掃除は無水エタノール
無水エタノールは、揮発性が高く、水拭きが難しい電気製品などの清掃によく使用されます。
スプレータイプの容器に移すと、使い勝手がよいのでおすすめです。
ガーゼに無水エタノールを染み込ませて拭くと、汚れはもちろん、タバコのヤニも、ある程度は落とすことができ、シールの跡もきれいに拭き取ることができます。
ドラッグストアなどで購入し、清掃用として1本置いておくと重宝します。
無水エタノールを使う時の注意点
アルコールを直接吸い込んでしまわないように、換気を十分に行い、マスクと手袋を着用して作業すると安心です。
直接皮膚に触れてしまうと、肌荒れやトラブルの原因になります。肌に触れないようにすることはもちろん、目に入らないように注意することも大事です。
無水エタノールは揮発性が高く電気製品のお手入れに向きますが、すぐに蒸発するため、その成分を吸い込んでしまうと、体調が悪くなる恐れがあります。また、引火しやすいため、必ず火気がないところで使用しましょう。
また、無水エタノールは揮発性が高いため、電気製品の掃除に適していますが、消毒用エタノールは水分が多く、電気製品の故障の原因となります。ビジネスフォンのお手入れには、必ず無水エタノールを使用しましょう。
無水エタノールは、純度99%のものをおすすめします。
汚れが取れない場合はメタノール
エタノールでも取れないしつこい汚れには、メタノールを使用します。
たとえば、油性マジックやボールペンなど、落ちにくい汚れもキレイに落とすことができます。
ただし、可燃性のため火気に注意することと、毒性があるため、ゴム手袋を着用して、こまめに換気をしながら行いましょう。
オフィスを丸ごとコーティングして抗菌・抗ウイルス仕様に!
感染症防止などの観点から、抗菌、抗ウイルスのものを使用したいという方も多いかと思います。その場合におすすめなのは、抗菌、抗ウイルスコーティングです。
小物やスリッパ、ドアノブなどに「抗菌コーティング」と書かれているものがありますが、オフィス全体を抗菌、抗ウイルスコーティングが可能です。
この方法であれば、ビジネスフォンはもちろん、オフィスの天井・床壁からドアノブ、家具やOA機器まで全体をコーティングして、接触感染を防ぎ、オフィスを快適に使用することができます。
安全でキレイなオフィス作りは、従業員のモチベーションを上げるだけでなく、顧客や取引先の方にも良い印象を持ってもらえます。
オフィスまるごと対応可能な抗菌コーティングにご興味のある方は『オフィスの感染対策 抗菌処理は身体に安全?』の記事をご覧いただくか、オフィス電話本舗までお気軽にご相談ください!
『オフィスの感染対策 抗菌処理は身体に安全?』
https://www.officedenwa-h.com/blog/officekansentaisaku/